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おわら風の盆、車で行くなら「停めて歩く」が原則

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原則はひとつ、規制の外に停めて歩く

車でおわら風の盆へ向かうなら、覚えておく原則はひとつで足ります。規制区域の外に停めて、あとは歩く。毎年9月1日から3日、八尾の旧町一帯は車両進入禁止となり、石畳の通りは踊り手と地方、見物の人だけの空間になります。まちなかまで乗り入れる道は、はじめからないものと考えたほうが、計画はかえって立てやすくなります。

臨時駐車場やシャトルバスの運用は、年によって変わります。去年停められた場所が今年も使えるとは限りません。細かな場所を覚え込むより、「出発前にその年の公式案内を確かめる」ことを手順に組み込むほうが確実です。

  • 出発前に見る: その年の交通規制の範囲、臨時駐車場とシャトルバスの案内
  • 当日の設計: 規制の外に停め、そこから歩く時間を行程に組み込む
  • 帰りの決めごと: 切り上げる時間を、まちへ入る前に決めておく

足元の支度が、当日の余裕をつくる

停めて歩くと決めたら、次は靴です。八尾は段丘の上に載った坂のまちで、通りの多くは石畳。上りも下りも長く、夜には露で石が湿ることもあります。履き慣れた滑りにくい靴を選ぶだけで、同じ道のりがまるで別の道のりになります。祭りの装いに気を取られて足元を忘れると、坂のまちでは一晩じゅう効いてきます。

夜が更けるほど人は増え、帰りの道も混み合います。暗い坂を下って車まで戻るところまでが、当日の行程のうちです。踊りに見とれる時間のために、歩く体力は少し残しておきたいところです。

そして計画の最後にひとつ。この祭りで本当に考える値打ちがあるのは、車をどこに停めるかではなく、歩いて戻れる距離にどう泊まるか、のほうです。問いをそう置き換えたときから、旅の設計は変わり始めます。