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子連れのおわら風の盆は夕方が勝負

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結論——夜を粘らず、夕方に懸ける

子ども連れのおわら風の盆は、夕方が勝負です。夜が更けるほど深まる情緒はこの祭りの真骨頂ですが、そこに子どもを付き合わせる必要はありません。日暮れ前の時間帯なら、人出が本格化する前に町流しの踊りに出会えることがあり、子どもの目の高さからでも、編笠の傾きや指先の動きまでよく見えます。夕方の光の中なら、町ごとに揃えた浴衣の色柄まではっきり分かります。

夜の人混みは、大人が思う以上に子どもの負担になります。背の低い子どもにとって、人垣の中は視界をふさぐ壁の連続で、聞こえるのは頭上を飛び交う大人の声ばかり。「暗くなったら帰る」と最初から決めておけば、粘るかどうかで親が迷わずに済みます。

もうひとつの答えは、8月下旬の前夜祭

本番の9月1日から3日にこだわらないなら、8月下旬に行われる前夜祭という選択肢があります。本番より人出が落ち着き、踊りとの距離も近くなります。子どもがはじめておわらに触れる日としては、むしろこちらが向いているかもしれません。年ごとの日程や会場は、公式案内で確かめてください。

  • 持ち物: 飲み物、羽織るもの、両手の空くかばん
  • 足元: 石畳の坂を歩ける、履き慣れた靴
  • 切り上げの合図: 人混みで子どもの足が止まりがちになったら、その日は十分

待ち時間まで含めて、計画のうち

祭りにつきものの待ち時間も、子連れには工夫のしどころです。踊りが始まるまでの間、坂道の散歩や川辺の寄り道で間をもたせる余白を、行程に見込んでおきましょう。通りの奥から三味線の音合わせが聞こえてきたら、始まりが近づいている合図です。

そして計画の最後に、休む場所のことを。昼寝や休憩にすぐ戻れる距離に拠点があるかどうかで、親がその夜どこまで粘れるかが決まります。